高橋鮎子さんは1994年生まれ、多摩美術大学美術学部油画専攻卒業、パリ国立高等美術学校交換留学、東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了。本展「Kalavinka」では「ルッキズムとその周辺について」を主題にスカーフやネックレスなどの首飾りに着想を得た新作を中心に発表されています。「近年、エルメスの開発した「ハンギング・システム」が人口に膾炙し、スカーフを壁に吊り下げて飾るカルチャーが広がりを見せています。(TAV GALLERY 展覧会リリースより 抜粋)」という部分に、過去に額装スタッフとして働いていた時、エルメスのスカーフを何枚か額装した際の私的な思いとリンクするものを感じ取り、伺ってきました。