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Henry Hauz presents
Ogawa Yohei solo exhibition
"KASA KASA"
会 期:2021年11月3日(水)~11月7日(日)
時 間:12:00~18:00
場 所:hand in tree
展覧会URL:
https://www.instagram.com/p/CVPTKe2hBMV/
私がOgawa Yoheiさんを知ったのは、今年(2021年)8月に開催されたFLOATさんのOpening exhibitionでした。どこか海外を思わせるようなカラフルな風景が、エッジの効いた輪郭を持った面で描かれていて、遠近法または重力という感覚はあえて無視されているようでした。見たことがあるような風景でも、夢の中で見たような、そのちょっとした違和感が「気持ち悪さ」ではなく「心地よさ」として感じられる、センスのある絵だなぁと感じました。
インディペンデントマガジン『.OWT.』でのインタビューでは、描く対象について
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幼少期に見た地元の年々衰退して行く観光地の風景がすっと焼き付いていて
そのノスタルジックな雰囲気を作品に落とし込んでおります。
(『.OWT. Issue 01 』より抜粋)
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と言及されていました。
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会場のBGMはOgawaさん自身が選曲。使用しているのはカセットテープ。
ハワイアンなブラシなど、小物1つにも世界観が表れています。
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入場してすぐの8枚の風景画は、ほぼ同じ図案で描かれています。グラデーションの表現が引き立ち、色みが変わると、時間や場所が違って見えることにも気付かされます。
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自分の部屋に飾るならこれかなぁ、と想像が膨らみます。やっぱり8枚並べて飾りたい、、、!
グラデーションの表現は手描きで行い、最新作ではっきりと主題として取り上げられています。
来年(2022年)3月には京都での展示※も予定されているとのこと。枯山水のイメージも影響しているそうです。
ーーー追記ーーー
※2022/3/19土曜〜4/3日曜の日程で京都Community Store TO SEEにて開催。
詳細:https://www.instagram.com/p/Ca1ZnOGv0AX/
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Ogawaさんの絵のすごいところは、ここまでシンプルに情報を削ぎ落としても、構図と色だけでOgawa Yoheiであるとわかるところだと思います。具体的なモノを描いていた今までの作品では、絵の中で「完結」していた、と言うOgawaさん。今までもタイトルは付けず、観る人がイメージできる余白を感じ取ることができましたが、最新作は作家が表現する空気感がさらに引き立つものとなっていました。
私的な話で恐縮ですが、前回の展示で私が購入した作品は、描かれている題材が全く違うのですが、構図から醸し出される雰囲気が作家の個性そのものだと感じたため購入しました。最新作のサインにはそのキャラクターがお目見えしてます!なんか嬉しい。
私が購入した作品
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本展の作品裏面サイン部分
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オバ○なのか、鳥なのか、ハッ○リくんの頭巾にも見えるし、、、と謎が多いこの生き物も、鑑賞する人の好きに観ていいんだと納得しました。
弊サイトの音楽ジャンル分類は「ROCK」です。インストゥルメンタルな、Special Othersさんなどの雰囲気が私の中でドンピシャです。
Rough and Rugged®︎製作の、Ogawaさんの絵が落とし込まれた2022春夏のアパレル受注会も同会場で開催されております。ぜひ、足を運んでみてください。
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展示風景画像:Ogawa Yohei solo exhibition "KASA KASA"
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