カテゴリ:JAZZ



感想  高木真希人 個展 "Suggesting the Possibility of Art as Time Travel"
EXHIBITION · 12-01-2022
高木真希人さんは1986年生まれ、多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業、国内外で作品を発表されています。本展 "Suggesting the Possibility of Art as Time Travel" では、自身の作品に ”AI味” を見出しつつ、過去データの蓄積がなければ作品を制作出来ないAIとは異なる、人間ならではの表現として「未来からの手紙」と芸術を捉えた作品群が発表されています。

感想  新井碧 個展「まばたきのシノニム」
EXHIBITION · 11-12-2022
新井碧さんは1992年生まれ、東京造形大学卒業、京都芸術大学修士課程修了。ターナーアワード2020入選。病弱で入退院を繰り返していたという子供時代の経験から、身体性ということを軸に、ストローク、アウトライン、無意識的に引かれる線、余白等を、感情や人体のノイズが反映されやすい手法として扱い、「痕跡を残す」というコンセプトで作品制作をされています。

感想  髙橋恭司 個展「Ghost」
EXHIBITION · 10-04-2022
髙橋恭司さんは1960年⽣まれ。もし、その名を知らないとしても、髙橋さんの写真を雑誌で見たことがある方は多いと思います。インターネットがほとんど普及していなかった1990年代において、音楽、ファッション、カルチャーは雑誌を通して拡散されていくものでした。 本展「Ghost」では、そんな90年代のフォッション・カルチャーを代表する国内外の著名媒体に作品を発表し、後進の写真家たちに多⼤な影響を与えた髙橋さんの、過去作から近年の作品までが展示されています。

感想  梅津庸一 個展「緑色の太陽とレンコン状の月」
EXHIBITION · 09-24-2022
梅津庸一さんは1982年生まれ、東京造形大学絵画科卒業。2021年9月から2022年1月にかけてワタリウム美術館で開催された「ポリネーター」展を観に行かれた方も多いのではないでしょうか? 「ポリネーター」は花粉媒介者、送粉者という意味で、

感想  chappy × 三井啓吾 展「ワレワレモ宇宙人ダ」
EXHIBITION · 08-27-2022
神奈川県横浜市の弘明寺に2022年4月にオープンしたGoozenさんは、「障害がある人、障害がない人、さまざまな人たちにひらかれた場でありたい」というコンセプトのもと、色々な偶然を企画しているアートギャラリーです。本展「ワレワレモ宇宙人ダ」は、本サイトでも何度か過去の展示をレビューさせていただいた亀戸アートセンターのchappyさんと、滋賀県甲賀市の障害者福祉施設「やまなみ工房」所属作家である三井啓吾さんによる2人展で、異なるバックグラウンドを持ち接点がなかった2人の作品を、Goozenさんが「宇宙人に自らを紹介する地球人」という面白い切り口で結びつけています。

感想  西川由里子 個展「じっ、と見つめて」
EXHIBITION · 08-16-2022
西川由里子さんは1996年生まれ、日本大学芸術学部美術学科卒業。はっきりした色彩を用いたビンやリンゴの作品を制作されています。 私は以前に西川さんのビンの作品シリーズをSNS上で拝見していましたが、2022年6月に開催されたArt Studio NEAF グループ展でリンゴの作品もシリーズとして描かれていることを知りました。リンゴの作品を含む「Image Of Fruit」(2017年〜) は、ビンの作品を含む「Touch the spectrum」(2020年〜) より前から制作されていたシリーズです。本展「じっ、と見つめて」では、リンゴを描いた「林檎像」に絞って発表されています。在廊されていた西川さんに、ビンとリンゴは、全く違うコンセプトにより生まれたことなど、興味深いお話を伺うことが出来ました。

感想 ROY TARO 個展「怒りの海  The Sea of Rage」
EXHIBITION · 07-28-2022
ROY TAROさんは1994年生まれ、早稲田大学法学部卒業。大学の最終年次にミクロネシアのヤップ島を訪れ、資本主義の理から外れた環境を目の当たりにし、自身が進むのは表現の世界だと考えるようになったそうです。それまでに絵を描くということはして来なかったそうですが、私はそのことにとても興味を持ちました。ROYさんは写真や詩の制作を経て、ペインティング作品の制作に辿り着きます。ROYさんの作品や展示の全体像からは「伝えたいもの」という確固とした何かが感じられ、その「伝えたいもの」を伝えるための作品制作という至極自然な道すじを感じます。目的と手段がひっくり返っていない。

感想  九里藍人 石井佑果 伊藤夏実 関口美咲 グループ展「長文風速計」
EXHIBITION · 07-22-2022
会場のアキバタマビ21さんは多摩美術大学の運営による、原則40歳未満の多摩美術大学卒業生が企画代表者となり作家による自己プロデュースを基本としたグループ展を開催している場です (出品作家は多摩美術大学卒業生とは限りません) 。 本展は九里藍人さん、石井佑果さん、伊藤夏実さん、関口美咲さん4名のグループ展です。タイトルの「長文風速計」は九里藍人さんが考案した造語とのこと。「風速計」は風速を測る機械。風速○m という言葉には、台風のような自然の脅威から連想して、何かが瞬間的に持つ勢いを表すような印象があります。バズる、的な。

感想  Hiraparr 個展「Good Neighbors」
EXHIBITION · 06-18-2022
Hiraparrさんの作品にはSNSでたどり着きました。具体的に何がきっかけだったかは失念してしまいましたが、音楽やファッションと関わりが深く、同じ多摩美術大学だったY.I.M.のオミールさんに頼まれて描いたと言うアルバムジャケットのアートワークがきっかけとなり、思い出野郎Aチーム、JAZZYSPORTとtoeのコラボTシャツなど、その後も様々なアルバムジャケット、アパレルグッズ等を手がけていらっしゃいます。絵を描くことは小さい頃からされていたそうですが、多摩美術大学では芸術学部という学芸員やキュレーターを輩出する学部所属だったHiraparrさん。学部では誰に見せるわけでもなくノートなどに絵を描いていたのに、それでもアルバムのジャケットを頼まれてしまうなんて。そのエピソードが示すように、一度見たら何だかとても気になってしまう独特の空気感や世界観のある作品が特徴です。

感想  毛塚友梨 個展「What am I ? What I am.」
EXHIBITION · 06-14-2022
毛塚友梨さんは1984年生まれ、東京藝術大学美術学部工芸科陶芸専攻卒業。陶芸家のお父様の影響もあって幼少期から粘土に触れる環境で育ったそうです。小さい頃はろくろを回す力がないことから手びねりと言う手を使った方法で見よう見まねでお皿などを作っていた、と言う毛塚さん。毛塚さんの今の作品も、原始的とも言われる「ひもづくり」という手法でつくられた陶器の生活用品、室内設備で、柔らかさから無機質感まで陶器とは思えない表現力で、現代の生活、世相、人々の営みなどを映し出しています。 本展「What am I ? What I am.」の展覧会タイトルからは、自分が何者なのか? という問いに、作品を通して自問し続けた毛塚さんの姿勢が窺えます。2児の母であり、陶芸教室も営まれている毛塚さん。

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